「ウェブ進化論」の「玉石混淆(ぎょくせきこんこう:Wheat and Chaff)」的に、"石"とするか"玉"とするかはアナタ次第です。Appleネタと本で生きてます(笑)。雑記は別ブログあり。


by tacca884
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十牛図入門―「新しい自分」への道/横山紘一

十牛図とは、逃げ出した牛を探しもとめる牧人をたとえとして、「牛」が「真の自己」でありそれを究明する禅の修行によって変化していく心境を十段階で表したもの。

なかなか面白いです。人にはそれぞれ一人一人の宇宙があるとか、自分というものは元々から存在していない偽りのものであるとか。多分普通にそんなこと言ったり言われたりしたらなんじゃこりゃって思われてしまうものなのだか、「そういうもんだ!」ということじゃなくそこそこ説明を入れてくれているので、面白く読める。いくつかピックアップ。

第五図の「得牛」とは逃げ出した牛を見つけたあと、その牛を力づくでも連れて帰ろうとする図なのだが、これは集中とか念の強さとかを意味するらしい。掃除をするときには掃除、歩くときには歩くことに、何をするにもなりきり、なりきっていくと心の深層から変化していき、意識のスポットをその「何か」に向けられることで記憶力が高まるという話も、当たり前なのかもしれないけど、なかなかそこまで集中できる人もあまりいないんじゃないだろうかと。

第六図の「騎牛帰家」は、ようやく牛を連れて行くことが出来、その牛に乗って誇らしげに笛を吹きながら家に帰る図である。これは人間は一人では生きていけず何かをよりどころにしているが、そういう外的なものではなく自分自身(牛=真の自己)の中のゆるぎないものがあるということを意味するらしい。結局、自分というものは、他のものが成り立ってこそ自分が成立している。他人が自分を認識して、はじめて「自分」の存在があるわけであり、また自分と思っている手足も、実はそれぞれが細胞であり細胞の構成によって存在している。結局、自分なんてものはなく、他の力でのみで生かされているということであり、それを理解すればもっと本質的に生きていける。

この十牛図の凄いところとして、第八図の「人牛倶忘」が、何も描かれていない真っ白な図であること。これはぶっ飛んでるなあ。これは牧人の中の一人一宇宙がはじけて、全宇宙になったというもの、全てゼロの世界になったという図である。内と外との境目も消え去り一人が全宇宙になる。

この第八図の後は、牧人は元の世界に戻り、自然のように平等視できる人間となり、迷える人に手を差し伸べるようになる・・・という流れになる。深いなあ。

最後に、「幸福とは、自分を勘定に入れずに生きる」ということが書かれている。おお、これも前回の「不機嫌な職場」の最後にも書いたように「利他的」な考え方ではないですか!

これが本当に正しいかは、今後の自分の行動や仕事の仕方の中で実際に感じていこうと思うけど、別に僕が神様とかになりたいってわけじゃなく、人間の本質を突き詰めたものを参考にしてお仕事すると、結局仕事って人間同士の繋がりなんだし、お互いハッピーになった上でうまくまわせるようになるのかなーと。前に書いた論語の話もそうだけど、実はこういう昔からの考えが人間とか仕事とかで大事なことの本質をついてるんじゃないかなって最近思うようになった次第です。
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by tacca884 | 2008-03-30 23:50 |
不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか /高橋克徳、河合太介、永田稔、渡部幹

凄く当たり前の事なんだけど、それを実施するのがまた難しいんだよね。会社勤めの人がこの本を読んで思い当たるところって多いんじゃないのかなあ。(無ければもしかするとアナタはグーグルやサイバーエージェントの社員?笑)

お仕事って会社と労働者の交換条件(労働力と賃金)が成立していないと成り立たない。また、労働者同士で協力するにも同じ事が言える。まあ、お互い様ですから〜と気持ち良く仕事ができて、お互いの利益になればそれはハッピー。

しかし、最近の業務内容の厳格化、プロセス化によって、何を仕事としてすればよいかという仕事の範囲が厳密に決められてしまったため、「それは私の仕事ではない」という態度をとる労働者は多い(これをタコツボ化という)。ちなみに若かりし私もそう。先輩にめちゃくちゃ怒られたけど。

この本にもあるように、組織力って個人の能力とその個人のつながりで強くなるもんで、先の仕事の「範囲」というものが非協力的態度となり、組織力を弱めてしまうわけ。これが会社内全体に広がれば多機能不全となり会社を死に追いやる可能性だってある。

協力し合うって先にあるように交換条件の成立も必要だし、結構お互いパワーを使うところは多く(コミュニケーションって結構気も使うしパワーが要る。でもめちゃ大事)なかなか管理職とかが偉そうに「なんで協力し合わないんだ!」とか「会社のビジョンだ!」なんて叫んだって動かないものは動きません(だって元から協力し合うメリットをわかっていないんだから)。怒ったって人はついてこない。ならばどうやって協力してもらうか?

それは自分から動く事、そしてインセンティブ(人の意思決定、行動を左右する外部刺激)。協力し合うことがお互いの利益になることをちゃんと説明して理解してもらって共有することが大事なわけですな。

この本の中にある協力し合う組織例として、グーグル(定番)、サイバーエージェント、ヨリタ歯科クリニック(!)が出てますが、これらの会社で共通するのは当たり前なんだけど、どういう地位とか、正社員とか派遣とか、そういうの関係無しで働いてくれている人への感謝が経営陣にあるのかなと。だから仕事も人と一緒に働くことが楽しい!と思える仕掛けを多く用意しているように思う。この三例が素晴らしいのは、大手企業だけじゃなくイチ街のクリニックであるヨリタ歯科クリニックがその精神で経営して成功していることを挙げているところ。規模が小さいとか大きいとかそういう問題じゃないわけですよ。"人間"として、仕事をすることが大事なんですね。

この本に限らず、最近よく見る言葉として「利他的」という言葉。ここ最近の、問題を乗り切るためのキーワードなんじゃないかなー。タコツボの中で自分さえよければ良いなんて考えは捨て(だってそんなの美しくない)、みんなハッピーにお仕事をするために他の人の利益になるように行動することが大事なんだなと思います。その「利他的」視点ってお客様に対して喜んでいただく顧客視点にも繋がっているんじゃないでしょうか。
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by tacca884 | 2008-03-29 20:39 |
パラレル/安藤裕子

安藤裕子さんの新曲、パラレルをiTunes配信で購入。カップリングは早瀬優香子の「セシルはセシル」。前作「海原の月」もカップリングは「Woman ~Wの悲劇より~」だったし。

どっちの元の曲もよく知らないんだけど、凄い選曲のセンスが良い。安藤裕子にも雰囲気合っているし、ちょっと古い感じの曲を自分らしく歌ってますね。「セシルはセシル」はちょっとスピード遅めでメロディアスにしてます。

「パラレル」は、「海原の月」のしっとり感からはうってかわって、安藤裕子の得意な感じのアップテンポでピアノとストリングの利いた格好良い曲。こういう曲が一番合ってるね、彼女には。高音過ぎると歌詞が聴き取りにくくなるんだけど、まあ、このかすれっぽい歌い方が特徴なわけで好きなんだけどね。

安藤裕子の声って色っぽいのに湿ってなくて気持ち良く聴けるなあ。女性らしいエロさはあるけどそれを前面にするわけじゃなくクールに歌えるアクセントのうまさと声の良さを感じます。

実は最初は、見た目と噂だけで高飛車な娘なんじゃねーのって思い込んでいたけど、ライブで本人のトークと歌聴いたら全然そんなの大間違い。繊細で良い人。歌凄いうまいし。彼女は生で観て聴いてみた方が良いです。
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by tacca884 | 2008-03-28 00:36 | 音楽
数字が美しい組み合わせの時の時刻しか表示しない時計/ギズモードジャパン

何もかもをやるのではなく、何をやって、何をやらないか。企業戦略、商品戦略として大事なところ。さて、この製品の「やらないこと」は美しさを超えるのかな?
彼が考えるところの「美しい数字の組み合わせ」になっている時刻のみを表示するという暴挙に出たんだそうです。

僕のような、数字の美しさや文字の美しさにドキドキしちゃう人間にはたまらないコンセプトですね。順列、シンメトリー、リピート・・・数字が美しいときだけ、時間表示。つまり、普通に時刻表示することを「やらない」コンセプト。
あーあ。時計として生産したら儲かっただろうに。

ええ、そうでしょう。もはや時計の基本機能を果たしてません(笑)。普通に果たせば売れるでしょう。しかし売れる事は作者にとっては嬉しくないのではないかと。

ちょっとこれは作成者の自己満足なこだわりが出過ぎた感じのモノかなと思います。ああ、普通に欲しい・・・。
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by tacca884 | 2008-03-27 02:10 | ガジェット
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由/中島聡

モノづくりする者としてのおもてなし精神についての本。最初80ページくらいが本編。
User Experienceを「おもてなし」という言葉に訳したのはとても良いかと。日本人にはやんわりと入ってくる感触である。ある意味「もったいない(MOTTAINAI)」と同じくらい世界に通じる日本語にしても良いかと思うくらい(言い過ぎ)。でも、その感覚って感じることとしてはジャスト!という感覚じゃないから英語には訳しにくいと思う。

しかし、この「おもてなし」の精神、なぜか日本より米国の方にずば抜けた会社がある。そう、アップル。シンプルなのに使いやすく、美しく、製品を使う方を嬉しくさせる。製品の入る箱でさえ美しく、箱を開ける瞬間や、中身と出会ったときの喜びなど、「おもてなし」精神いっぱいなのである。

結局はお客様に喜んでもらおうという気持ち、できるだけ安く、そして良いものを。ユーザ視点で最高なものを作るというの大事であり、そのこだわりこそ魂の入った製品となるのであろう。ここでいうこだわりはおもてなしのこだわりであり、決して作る側の自己満足なこだわりではないことには注意しないといけない。

「おもてなし」という点だと僕が思うに日本人の方が良く理解できているのではないかと思っていた。でもそれって人間同士の関係、特に利害関係が無い場合としては強いかもしれないけど、製品とかビジネスという資本主義に持ち込むと、ちょっと弱いのかもしれない。そこにうまみがあると感じとり、戦略的に進めてきたのがアップルであり、でも実はその奥底にある、「自分が嬉しいと思える製品を同じようにお客様にも提供して喜んでもらいたい」という気持ちから「おもてなし」精神に至ったのではないかなと。

日本、特に一時期の勢いを失いつつあるソニーは、一時期は同じ気持ちだったのに、日本人のまじめさによる柔軟性の無い行き過ぎる業務プロセスやモノづくり、そして姑息さの中にある歪んだ利益思考がすっかり「おもてなし」精神を忘れさせてしまったのではないだろうかと。


さて、この本。後半は本のタイトルの内容から少し離れ、ITビジネスウンチクと対談(西村博之、古川享、梅田望夫)があるのだが、こっちが濃い。正直「おもてなしの経営学」の件の方がおまけっぽい(笑)。ここの内容は日本でジリジリと不満を抱えながら耐えて仕事をしている中間層のエンジニアには良い読み物になるのではないかと。

なかなか面白かったのが、「スーツとギーク」の話ですね。管理職(スーツ)がエンジニア(ギーク)の心をつかむとき(アップル)、ギークがスーツになったとき(昔のマイクロソフト)、ギークとスーツのナイスコンビのとき(昔のソニー)。それらが成り立ったらテクノロジーの会社として伸びているのではないかと。
そして欲されている人材はその中間層。技術とマーケットの話ができる人間。特に米国ではエンジニアでありながらMBAホルダーであったりと。

そりゃあ、強いよね。でも、わかるなあ。マーケットを知る事で、お客様に何(What)を届けようと考えること、何故(Why)それなのか、いつ(When)必要なのかを考え説明できるのがスーツであり、そのWhatを作り上げる方法(How)を持つのがエンジニアであるから。両方の気持ちがわからない人にそれらのつながりを説明をするのは難しい。でも、説明できないと、人って動いてくれないもんね。

なので、思うに、そういうスーツとギークのどっちも知りたいというのは、本当に良いものを作りたい!そしてお客様に喜んでもらった上で自分たちも成功したい!という気持ちの表れであって、実は「おもてなし」精神につながるんじゃないかなと思う。


しかし、どうもこの本の中では日本と米国(シリコンバレー)との比較の話が多く鼻につく。いや、わかりますよ、よく。なんかいろんなところで聞かされている(というか、なんか説教されている)内容だなあと。まあ、いくら言ってもなかなか変わらない社会だからこそ何度も話題になるんだろうと思うし、こういうリマインドの繰り返しは、普段の忙しさで先に行けない中間層の忘れがちなところの良い刺激になるんじゃないでしょうか。
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by tacca884 | 2008-03-26 00:25 |
転職におけるプッシュとプルと/Life is beautiful

「せっかく理系の大学院をそれなりの成績で出ることができたのに(そうでない人が簡単には入れない)大企業へ行かないのはもったいない」というさもしい気持ちがあったからこそ、ベンチャー企業には行かずにNTTの研究所に入ったのは事実。

なんとなくわかる。つーか、僕は有名校ではないし、大学院なんて行ってないけど、そこそこの会社に入ってしまうとこの考えはある。というか、今でもあるんだけど(笑)。

なんか今までの投資に対して考えると、せこせこベンチャーするのはもったいないとか、奨学金とかじゃくて親のすねをかじって大学に行ったりしてるんならなおさら感じるところでは無いかと。なんか貧乏性という感じもする。

僕も社会人になって10年になろうとするけど、大学がどーとか、会社の規模がどーとか、本当関係無くなってきてますよ。少なくともここ最近は。いろんな本とか、素晴らしいビジョナリー(梅田さんとか)の話を聞くとそう思います。そして自分も他の人以上に成果を出すようになって、周りとの温度差を感じると余計にそう思う。今のところじゃなくてもやってけるだろうなーとも思うし、今のところに居て別の業務を探せばまだ面白いところはあるだろうなとかも思うし。いやー、ポジの方向に悩んで悩んでが楽しい時期ですよね。(ネガの方にしか悩めないならこんなブログとかも書かないだろうし)

「どうしてもこの人と働いてみたい」「どうしてもこんなものを作ってみたい」というプルの気持ちがはっきりと表れて来たら、迷う必要もなくなる。

まだ僕の中では生まれてないなあ、この感覚。友達で「この人と働く意味があるからここで働いている、そうでないなら辞める」とバシッと自分を通して辞めて、別の道を進んでいる人がいる。その気持ちってこのプル感覚なんだなあ。いや、僕が生温くまだその域に行けてないので本当尊敬します。

まだまだ、勉強や好きな事への没頭が足りない気がします。ええ、転職が目的ではないですが、どの啓発本にもあってsame oldなんだけど、「人生一度きり。悔いなく生きる」ですな。

さて、先のブログの中島聡さんの本、「おもてなしの経営学」は読了しまとめ中。後日記載します。
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by tacca884 | 2008-03-25 02:12 | 日々
日常の疑問を経済学で考える/ロバート・H・フランク

ちょっと立ち読みしてさわりを読んだだけで即買ってしまったこの本、やはり面白いです!日常にある疑問について、経済学で説明をするというもの。その日常の疑問というのは正直自分たちが思いつくような超ライトなものではなく、比較的突っ込んだ感じの質問。あとは、著者がアメリカの大学教授だし、その教授が生徒へ出した宿題レポートが元になっているので、内容がアメリカにいないと出てこないような内容ではあるが、それをふまえても内容としては面白い。

一見意味がなさそうな作りになっているものにも意味があり、それは製造コストが理由であったりする。たとえば24時間営業するお店のドアにも鍵がある。いつ閉めるのか?という疑問もあるが、ドア自体は汎用品を使っているのでわざわざ鍵を取る方がコストがかかる。ドライブスルーのATM(アメリカだとあるのかな?)にも点字があるのもその理由の可能性がある。自分の仕事にからみそうなところとすれば、誰も使わない要らない機能までついているビデオデッキ。これも同じ理由で、歴代の機種で実装された機能をわざわざ無くす方がコスト高になる可能性もある。

また、値段が安いものというのは、安いなりの理由がある。それについてもこの本を読むと面白く理解できる。同じ区間の往復航空運賃が、出発地の違いだけで値段が違ったり、アップルがブラックのMacBookを同じ構成のホワイトのMacBookより高くしているのかなども、普通に見れば不公平だ!とか、誰がそんなの買うんだ!と思ってしまうのだが、それはそれで成り立っており、ちゃんと理由もあるわけである。

お仕事の現場での、給与やシステムについての疑問も面白い。例えば料理長助手はウェイターより低賃金で働いているのは、いずれ得られる料理長になるスキルと料理長になったときの高賃金があるため、その訓練・経験を得ることができるから安くてもその仕事に付くだとか、チップが必要なサービスがあったり無かったりするのは、チップが必要なサービスはお店のオーナーが従業員一人一人の善し悪しをチェックするのは難しいため、サービスを気に入った従業員にチップをおいていってもらうようにお客に頼んでおけば、従業員はお客に良いサービスをしようとする。つまりお客さんに監視してもらうということができるようになるだとか、ちゃんと経済的に良い方向にいくようにできているのである。

この本では結果的には経済学に沿うような論理になるよう書かれているけど、話題とするものの幅は広く、「なぜ控えめな人が魅力的だと思われるのか?」とか「初年度活躍したルーキーが、翌年ふるわないことが多いのはなぜか?」など、え?これ経済学の本なのにと思う事はあるけど、実は全部経済学的な考え方で説明できるらしい。「初年度活躍したルーキー」の話は、以前紹介した「行動経済学」のイチローの話にも似ている。

なかなか経済学って、変な理論だったり、数式まで出したりと難しくて興味が持てなかったけど、この本で事例を元に「なぜ?」から理由を導きだして見せられるとわかりやすい。面白くて結構どんどん読めたので、是非興味があれば読んでほしい良い本です。
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by tacca884 | 2008-03-23 20:29 |
No.1/Tokyo No.1 Soul Set

Tokyo No.1 Soul Setの新しいアルバムが出ました!前作「OUTSET」から二年半ぶりくらい。その前の空き期間を考えると比較的空けずに出してきましたね。アルバムタイトルを「No.1」としてきたのも気合いを感じます。そして、いつの間にかAVEXに移籍しているし。そのせいか、iTunesでも配信されるようになった。まあ、僕はCDで買うけど。

そして内容は、ソウルセット!って感じ。ここまで変わらないのも面白いなあ。一曲目なんて構成とか曲の感じとか「SUNDAY」のまんまって感じです。そして、歌詞も相変わらずのビッケ節。渡辺さんのボーカルの歌い方やメロディも。これこそソウルセットであって、これが変わってしまうとソウルセットじゃない!なので変わらなくて良い。

三曲目の「メリー・メン」って曲はちょっと今までと違うかも。勝手なイメージだとスチャダラパーっぽい(笑)。

そして、九曲目の「Just another day ~その時まで~」の"Just another day×3 to that day"という歌詞の歌い方が"そんなの関係ねぇ×3 オッパッピー"に聞こえるのは私だけでしょうか?狙ってる可能性は大だが(笑)。曲自体は「Jr.」っぽいけど。

うむ、とにかく今までのソウルセットが好きな人は間違い無し。安心して聴けますよ。
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by tacca884 | 2008-03-22 11:16 | 音楽
ジェリーフィッシュ

お休みにはさまれた金曜日、そんなときに仕事する気もなく(そして木曜に飲んだりしたから)休みにしちゃえと。ということで、世間では平日の昼間、映画でも観ようと思い、シネアミューズへ。イメージだけで観たかった「ジェリーフィッシュ」を観る。

このお話は「何をやっても不器用な女性」「新婚のカップルのハネムーン」「フィリピン人ヘルパーと老女」という三つのお話が同時に進んでいて、それが断片的に取り上げられ、話が進んでいく。

で、感想はというと・・・うーん、正直言うとあえて観に行こうとして観るようなストーリーではないなというのが印象。どこかで三つの接点があるのかな?と思って観ていると、あるにはあるがあまり意味を成さない接点だったり。少なくともこの三つのストーリーが関連するところは「せつなく今を生きる女性」というところ。

話の中心は「何をやっても不器用な女性」で、そこに出てくるちっちゃい女の子は最後の方でどういう子なのかというのはわかるんだけど(明言はされないけど、映像からわかる)それもある意味予測できる内容。それが予測できるような伏線はあるんだけど、ちょっと単純じゃないかなと思ってしまった。それにこれだけちょっとファンタジー。他の二つが現実的なので、この映画の中心ストーリーなのに浮いているように感じてまう。

でも、最初から数十分我慢すれば、そこそこ面白くはなってきたかなとは思った。あと、事前にこの映画のホームページでイスラエルの背景というのを知っておくと、この映画の台詞や登場人物がその社会背景に沿ったものだとわかってより分かりやすく観られる。

映像は綺麗ですね。映像に騙されたわけじゃないけど、イスラエルのイメージが変わった。歴史的背景を見るとあまり行きたいって思ってなかったんだけど、最近「ユダヤ人の勉強法」を読んだこともあって、もう少し深堀して知っておきたい所だなと。一度は行けると良いなあって思ってます。
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by tacca884 | 2008-03-21 20:04 | 映画・映像

[CD] ADELE 19歳

19/ADELE

アイコ16歳・・・もとい、アデル19歳。19歳だからそれしか思いつかない・・・ということからストレートにつけられたタイトル。しかし、曲を聴くと変な貫禄を感じてしまう。本当に19歳?怒られるかもしれませんが、見た目も貫禄があります。

なんでしょうか、この声の良さ。ちょっと女性ボーカルにしてはこもり気味の声なんだけど、それがうまく活かされた楽曲になっており、比較的、英国の曇り空のようなテンションではありつつ、そのミドルテンポな音が丁度良く、聴いていて熱くなるものがありつつもリラックスして聴ける。

曲のアレンジも僕好み。これって本人がやっているのかなあ?もしそうなら凄いなあ。そしてPVもなかなか面白くて、なんか勝手なイメージだけど、曲の抑揚とともに映像が展開する感じがビョークの「It's Oh So Quiet」に近くて好きなんだよね。

久々にUK出身で、熱く気持ちをさせてくれる若手のアーティストを知る事が出来て、凄く嬉しい感じです。

フジロックとかサマソニとかに来てくれないかなあ。
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by tacca884 | 2008-03-21 01:46 | 音楽