勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan/勝間和代
勝間さんの新刊本です。ちょっと何かを変えて、ちょっとずつやって行く。今何もかもが裏目、考えないといけない人がちゃんと考えてない日本に勝間さんの優しいトーンで鋭くアドバイスという感じです。
そして何が興味がそそられるかというと、大好きな西原さんとの対談付き。雨宮さんは存じ上げなかったけど、日本の若者と社会について語ってくれてます。結構最近は速読っぽくポイントだけ読むようにしてしまってるけど、西原さんとの対談はじっくり読みたいところ。なんか西原さん、勝間さんに押されてませんか?(笑)いやー、パワフルな西原さんもちょっと控えめになる勝間さんのパワーを感じますね。
日本の社会で働く女性の言いたいこと、気持ちを勝間さんたちが上手く代弁しているように思います。僕は男だし、独身なので、勝間さんたちが言っていることを100%ちゃんと理解できているわけではないんだけど、よーく聴くと女性だからというところではなく、社会はこうあるべきというところを的確に捉えているなと思う。子供たちに対するケアの部分、教育や福祉などの国からの援助というところは女性でなくても納得できるところである。さすが勝間さんは数字に強いし、グローバルに物事を捉えているから、ちゃんと理論だてて日本の良くないところ、変えていくべきところを書いてくれている。ワーキングマザーとして家庭も見て、社会も見て、仕事をきっちりやりきっている人だからこそ語る事のできるところなんだなと。
あとは、若者たちに対する危機感についても書かれている。どんどんアウトソース化していく仕事、つまりフリーランスとしてどう生きていくのか。とても印象的なのは「社内改革が出来る人、それは会社を辞められる人」という言葉。責任感を持ち、失敗したら責任をとって辞める。ギリギリのところで改革ができないと会社は変えられない。リスクを追わずに良い仕事はできないということ。自分がでは今出来ているかというと、やはりどうしても会社にしがみつきたいところが少しはある。それは多分自分の中で、今の会社に居なくてもやっていけるくらいのバックグラウンドがまだ出来てないんだなと思ってしまった。
それに近い内容で、この本には日本の会社では、管理職が管理職をするための、営業が営業をするためのちゃんとした勉強をしないまま、流れでそういう仕事をするようになっているとある。アメリカと日本ではMBA卒業生が二桁違うらしく、そういう勉強をしないまま日本ではマネジメントをやっている人が多い。つまり、プロフェッショナルではないのだ。確かに。自分の事も言えないけど、そう思う。だからこそ、もっと勉強したいなって気持ちがある。
勝間さんも言うように、何でもかんでも一気に変えようってのは難しいから、自分が正しいと思うことを少しずつやっていければいいなと。
ところで、やはり勝間さんの本はまとめ方がうまい。最後の方にある「15の提言」だけ読んだらほとんどこの本で言いたいことって語られてしまう。「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」のときにも書いたけど、あのポイントは読者が勝間さんの本から捉えて書き出せないといけないところだと思う。国語のテストじゃないんだけど(笑)。そこをちゃんとまとめちゃうところが勝間さんの優しさなんだろうなあ。
勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
勝間さんの新刊本です。ちょっと何かを変えて、ちょっとずつやって行く。今何もかもが裏目、考えないといけない人がちゃんと考えてない日本に勝間さんの優しいトーンで鋭くアドバイスという感じです。
そして何が興味がそそられるかというと、大好きな西原さんとの対談付き。雨宮さんは存じ上げなかったけど、日本の若者と社会について語ってくれてます。結構最近は速読っぽくポイントだけ読むようにしてしまってるけど、西原さんとの対談はじっくり読みたいところ。なんか西原さん、勝間さんに押されてませんか?(笑)いやー、パワフルな西原さんもちょっと控えめになる勝間さんのパワーを感じますね。
日本の社会で働く女性の言いたいこと、気持ちを勝間さんたちが上手く代弁しているように思います。僕は男だし、独身なので、勝間さんたちが言っていることを100%ちゃんと理解できているわけではないんだけど、よーく聴くと女性だからというところではなく、社会はこうあるべきというところを的確に捉えているなと思う。子供たちに対するケアの部分、教育や福祉などの国からの援助というところは女性でなくても納得できるところである。さすが勝間さんは数字に強いし、グローバルに物事を捉えているから、ちゃんと理論だてて日本の良くないところ、変えていくべきところを書いてくれている。ワーキングマザーとして家庭も見て、社会も見て、仕事をきっちりやりきっている人だからこそ語る事のできるところなんだなと。
あとは、若者たちに対する危機感についても書かれている。どんどんアウトソース化していく仕事、つまりフリーランスとしてどう生きていくのか。とても印象的なのは「社内改革が出来る人、それは会社を辞められる人」という言葉。責任感を持ち、失敗したら責任をとって辞める。ギリギリのところで改革ができないと会社は変えられない。リスクを追わずに良い仕事はできないということ。自分がでは今出来ているかというと、やはりどうしても会社にしがみつきたいところが少しはある。それは多分自分の中で、今の会社に居なくてもやっていけるくらいのバックグラウンドがまだ出来てないんだなと思ってしまった。
それに近い内容で、この本には日本の会社では、管理職が管理職をするための、営業が営業をするためのちゃんとした勉強をしないまま、流れでそういう仕事をするようになっているとある。アメリカと日本ではMBA卒業生が二桁違うらしく、そういう勉強をしないまま日本ではマネジメントをやっている人が多い。つまり、プロフェッショナルではないのだ。確かに。自分の事も言えないけど、そう思う。だからこそ、もっと勉強したいなって気持ちがある。
勝間さんも言うように、何でもかんでも一気に変えようってのは難しいから、自分が正しいと思うことを少しずつやっていければいいなと。
ところで、やはり勝間さんの本はまとめ方がうまい。最後の方にある「15の提言」だけ読んだらほとんどこの本で言いたいことって語られてしまう。「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」のときにも書いたけど、あのポイントは読者が勝間さんの本から捉えて書き出せないといけないところだと思う。国語のテストじゃないんだけど(笑)。そこをちゃんとまとめちゃうところが勝間さんの優しさなんだろうなあ。
勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
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by tacca884
| 2008-10-03 01:27
| 本