「ウェブ進化論」の「玉石混淆(ぎょくせきこんこう:Wheat and Chaff)」的に、"石"とするか"玉"とするかはアナタ次第です。Appleネタと本で生きてます(笑)。雑記は別ブログあり。


by tacca884
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What do we have here? from 9to5Mac

真偽は微妙なところですが、iPhoneで撮影されたものらしいです。iPodやiPhoneな感じもしないので、もしかすると新コンピュータ?iPhone FANさんでも紹介されていてネットブックかも?と。
どういう部位なのかもよくわかりませんが、想像は膨らみます。6月にわかるのか?それとも肩すかしなのか?なんか「?」ばっかりですね(笑)。

More Rumors of Limited Third-Party Background Apps Coming to the iPhone? from MacRumors

こちらはiPhoneでバックグラウンドでサードパーティのアプリを動かすことができるようアップルが進めているという噂の記事。バッテリーライフの問題はありますが、1つか2つのアプリを登録して動かせるようです。これがiPhone 3.0に含まれるかはまだよくわからない状況ですね。Push Notificationも数ヶ月で実装とアナウンスされたけど結局iPhone 3.0が出るまで延びてしまったし。バッテリーライフに関わるようなところはどうやらアップルはリリースには慎重のようにみえるので、ユーザに満足してもらえるレベルにならないと出てこないかもしれません。でも、それをやろうとしているのは嬉しいことです。(確かに一回に一つのアプリしか起動できないのは使いにくいときもあった・・・)
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# by tacca884 | 2009-05-19 06:59 | IT
うわさ:新 iPhoneはクロック1.5倍でメモリ2倍、320万画素AFカメラ搭載? from Engadget Japanese

アップル、iPhoneネタです。出所が出所なのでどこまで信用できるか?ですが、なかなか楽しみなところです。本体のメモリやCPU、ストレージのアップはもちろん、カメラにオートフォーカス、電子コンパスが新しいところ。デザインは変わらない?というのがちょっと微妙。もう第二世代のiPhoneが洗練され過ぎたデザインとなったのでしょうか?まあ、確かにiPodほどiMacやMac miniは変わってませんが、iPhoneはiPod側にあって、毎年斬新なデザインやカラーのセレクションで楽しませてほしい。携帯電話で同じデザインでもう一度出る、ってパート2とかはあるけど、あまりないし。


・・・で、アップルネタに続けて、マイクロソフトネタ。

マイクロソフト:Windows 7は約3か月でRTM、年内発売 from Engadget Japanese

おお、ホリデーシーズンに間に合わせるんですね。やるじゃん、マイクロソフト(笑)。その前にアップルからSnow Leopardが出てしまいそうですが。かなり評判の良いWindows7なので、どこまで肉薄するか、もしくは雪豹超えをするか?楽しみですね。万が一、アップルからネットブックが出なくて、Windowsの載るネットブックを買わざるを得ない場合には、Vistaじゃなく7で行きたいですねー。

マイクロソフト「iPodを使い切るには3万ドル、Zuneなら15ドル」 from Engadget Japanese

こっちはせっかくのWIndows7の評価に冷や水な、なんかよくわからない主張。まあ、定額取り放題は良いにしても、ちょっと公平ではない比べ方ですね。案の定、炎上してるようです。いい大人が競合をいかにして負けさせようと四苦八苦して会議している姿が目に見えます。まあ、それが企業ってもんですけどね。
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# by tacca884 | 2009-05-13 02:33 | ガジェット
ピーターの法則/ローレンス・J・ピーター

なかなか面白い本だった。階層社会においての昇進はいずれ無能のレベルに達する。そのため、会社や政治の世界である程度出世・成功した人はその後無能となり、無能ゆえにそのレベルからは上がることも、そして階層社会の仕組みとして下がることもできない状況にあるという話。

こういう話を色々当てはめてみると見事に納得と思えることが多い。管理職の人間が次々に同じレベルの階層で入れ替わって横滑りしていっているところなど、無能レベルになった人達が無能であることがばれないよう、対外的に誤摩化すために行っていることだったりとか。しかも階層社会の無能レベルの人間がそれに協同しているからたちが悪い。本当有能だって思える人、少ないし、そう思える人って出世しないんだよね。スーパー有能人間は階層社会を崩壊させるから、解雇されたり、無能集団による策略で失脚させられたりするようだ。無能は有能な人が出てきてほしくないわけであり、無能は無能を出世させて安心できる階層社会を作り上げる。

政治も会社も、上層のマネジメント層が何やっているかよくわからないところが多かったりする。下の人間や庶民からどうこう言っても、なんかこちらが不利になりそうなそれっぽい言葉や権限、その無能階層で繋がっているコネとかをうまく使って見事に却下されていくように感じる。

「万能会話・万能スピーチ」についても妙に納得。どこでも聴く「良さそうに聞こえる」言葉を偉い人達は持っているなあと。僕は逆に、話をする相手がこの手の言葉が好きだろうとわざとこれを使って、見事見破られて玉砕されたことはありますが(笑)。大半の人間には、ふーん勉強になるなあと納得させられてしまうことは多いです。特に無能同士は無意識に言ってたり、感動したりしてそうです。

なんかこの本、読んでいると皮肉混じりなことが多くて読み始めたときには嫌悪感を感じましたが、それはこの本がわざとそういうスタイルを取っているだけであり、書いてあることをちゃんと読めば40年も前の本なのに良く分析されているなと思うし、40年経っても変わらないんだなとも思った。人間や社会の根本を良く理解して書かれている本だけにここまで残って来れたようですね。

この本は皮肉めいたことをいってネガティブにさせようとしているわけではないです。本当に最後の方に出てくるのだけど、「生活の質の向上を通じて、無能に達することを防ぐ」というところがポイントであり、つまり会社の階層社会で出世を目指して体を壊してまで頑張るだけが人生ではなく、自分が社会的に、そして地球規模の考えて、自分が有能でいられるところで自分の生活を良くして、健康で楽しく人生を送ってくださいね、というところが本質。早くから、最近言われる「ワーク・ライフ・バランス」を唱えている本だなと感じました。

ピーターの法則
ピーターの法則

【More:メモ書き】
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# by tacca884 | 2009-05-06 16:23 |
ジョブズ、6月に復帰 from Gizmode Japan

アップルの中の人が名言したようです。これが6月の初めか終わりかで結構違ってくる。WWDCが6月の初頭にあるのでそこに合わせての復帰なら、かなりアップルとしては重要なリリースがあると思われます。新iPhoneとIPhone OS 3.0はほぼ間違いないでしょうし、Snow Leopardも時期的にはあり得る。その他の革新的な製品リリースは?ネットブックは?と期待してしまいますね。

アップルの「ネットブック」はないと Tim Cook from maclalala2

・・・ってWWDCでのネットブック期待はいきなり外されてしまう感じですね。アップルの製品哲学を聞くと、なるほどと思える。そのぶれない姿勢こそがアップルの出してくる製品に魅力を感じさせるものなのだろう。ネットブックに対するアップルの回答がiPhoneがあるではないか、というところもアップルらしい発言だと思う。しかしニーズはあることは忘れてはいけないと思う。iPhoneはニーズに対して十分ではないところもある。寸詰まりでもハードのキーボードが欲しい人もいるだろうし。そこをiPhoneのハード、ソフトでケアできるよう改善していかないとネットブックに流れる人も出てくるだろう(まあ今はネットブックは乱発されて各社つぶし合いみたいなもんですが・・・)。

なのであまりネットブックがアップルから出ることは期待しないようにしよう。もちろん出れば買うだろうけど(笑)。ネットブックという考えをも吹っ飛ばすような革新的な製品リリースをお願いしたいものである。
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# by tacca884 | 2009-04-25 20:31 | ネタ
クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった/城田真琴

クラウドコンピューティング・・・最近よく聞く言葉だが、昔にいうグリッドコンピューティングと何が異なるのだろうと疑問には思っていた。どうやらグリッドコンピューティングだと様々な管理状態にある異業種のコンピュータリソースを集めて一つの大きなコンピュータと見せているものであり、クラウドコンピューティングはこのグリッドコンピューティングよりもちゃんと集中管理状態にあり、構成するコンピュータも均一化されているものである。グリッドコンピューティングから複雑性を排除し、簡略化したものがクラウドコンピューティングと見なせるようだ。

クラウドコンピューティングには、ソフトウェア機能を提供するSaaS(Software as a Service)、アプリケーション実行環境を提供するPaaS(Platform as a Service)、HDDやCPU性能などハードウェアを提供するHaaS(Hardware as a Service)というものがある。SaaSの代表はGmail、PaaSの代表としてはGoogle App Engine、HaaSだとAmazonの仮想サーバレンタルサービスEC2などとなる。

Googleのクラウドコンピューティングの戦略は非常に面白い。Googleとしてはクラウドコンピューティングにてサービスを提供することで、ユーザに長い時間インターネットの中にいるようにしてもらい、Googleの収入源である広告の閲覧回数を増やして利益に繋げるというものである。何気なくGmailやGoogle Docsなどを使ってて、しかも無料でそれを使っていることにGoogleには得があるのかなと思うところではあるが、こんな裏の話があったとは。さすがGoogle、普通の発想ではない非常に想像力を持った戦略である。また、学生へのアプローチもGoogleはしている。無料で学生時代からGoogle Appを使ってもらうことで将来的に学生が社会人になってもビジネスの中で継続してGoogleのサービスを使ってもらおうという狙いがあったりと。しかもそれに加え、PaaSのようなプラットフォームサービスを提供して優秀なアプリケーション開発者を囲い込んだり、そのサービスを使って別のサービスを始めた優秀なベンチャー企業の買収も考えていたりする。恐るべしGoogle。クラウドコンピューティングのサービスだけでここまで考えられるとは・・・。

クラウドコンピューティングのサービスは何でもかんでも使って良いわけではなく、コストとコントロールのバランスが大事である。クラウドコンピューティングのサービスを使えば安価に早く情報システムや運用管理が構築できるが、その細かいところはサービスプロバイダの手にあるためコントロールは利かない。また多少なりともサービスプロバイダ側の障害もあったりする。しかし中小企業や個人がコストをかけず、素早いビジネスの立ち上げをしたければそれらの問題に目をつぶっても利点が多くある。

また、クラウドコンピューティングの問題としてはデータの所在が抽象化されたコンピュータにあるためどこにあるかはわからない。そのため国によってはデータの保管場所について国内でなければならない、など規制もあり法に触れる可能性もある。しかし、この抽象化がクラウドコンピューティングの利点であり、使う側のユーザにしてみれば欲しいサービスさえ提供されていればその構成や所在はなんら問題にはならない。

空のように世界中を繋いでいるインターネットに、ふわふわ浮かぶ雲のようなサービス。つかみ所がなさそうだけど、その素晴らしさを知ってしまえばきっと空を飛ぶかのごとくビジネスが急速に成長していく・・・そんな世の中になって来ていると言える。

クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった
クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった

【More:メモ書き】
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# by tacca884 | 2009-04-22 00:36 |
なんか本当にヤバい。ブログを更新する力がちょっと落ちてます。本も読んではいるんだけど、書評にまで落とせていない・・・。なんか年に一度こういう落ちた時期があるんだよな。

あと、このブログ、伸び悩んでます。アクセス数を気にしたりしても仕方が無いんだけど、なんか公開してまで書いているのだからもっとみんなに見てもらえるような努力をしないと!という意味だと記事をいっぱい投稿した方がいいんだろうけど。

ちょっと感じたのはこのブログの位置づけが微妙なところがいけないのではと。書評あり、映画あり、音楽あり、アップルネタあり・・・。なんかブレブレで、見てくれる人をあまり惹き付けないのではないかなと。

会社の経営でもそうだけど、選択と集中というのをしていない会社で、妙に多角経営に手を出してしまい、ブレブレになって結果的に良い業績を残せない、なんてことがある。

ということで、ブログを分けようと考えてます。こちら「Wheat and Chaff」は、書評、ビジネスもの、ITガジェットもの、アップルネタなど僕の主の仕事やモチベーションの元になっていることに集中しようと思います。もう一方は日々の雑記、音楽、映画、面白ネタものなど毎日脳みそ使わなくてもバンバン書いていけそうな記事にしたい。

ということで現在立ち上げ中。しばしお待ちを。
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# by tacca884 | 2009-04-19 21:39 | 日々
ラーメンズ第16回公演『TEXT』/ラーメンズ

そりゃ、当然観に行った公演ですし、DVDで買ってもう一回観ましたよ。ラーメンズのTEXT、僕の仲では最高傑作。しかも収録されたのは僕が観に行った2007年3月17日のやつ。つまりおんなじやつ。

改めて観ると本当完成度が高い。言葉の組み合わせが心地よくってそして大笑いできる。前半の言葉をうまく当てはめていくところや、同音異義語を使っていくところなんて日本人でよかったぁ〜って思える。日本語の持つ面白さをちゃんとした笑いに変えられるセンス、能力に感心させられます。

そしてやっぱり良いのは片桐さんの暴走だなー。ジョッキーのは本当馬鹿馬鹿しい(馬だけに)。アドリブっぽいんだけど多分アドリブじゃないんだろうなと。

最後の銀河鉄道の夜を取り入れた作品は本当感動的だったなー。つい涙が出てしまうんだよね。

相変わらずのコント間のつながりも考えられていたりと、切り売りで観たりしても面白さが伝わらないものです。是非始めから最後まで時間を取って、素直な心で言葉を受け止めて観て欲しい、そんな良い作品。

ラーメンズ第16回公演『TEXT』 [DVD]
ラーメンズ第16回公演『TEXT』
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# by tacca884 | 2009-04-18 23:02 | 映画・映像
会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く/勝間和代

勝間さんの「預けるな!」といえば「銀行にお金を預けるな」ですが、今回はリスクマネジメントに関する本で「会社に人生を預けるな」というものです。

この本を読むと思い出すのは「金持ち父さん貧乏父さん」のラットレースのこと。会社に所属し、会社に使われ、自分の人生をコントロールできずに働き、一生懸命働いているのに貧乏である・・・まさに会社に人生を預けている状態であり、これが人生のリスクとなる。会社なんていつかなくなるかもしれない。そんな不安定なものなのに「安定している」と勘違いしてそこに居続けようとする。いざ、なくなると何も出来ない人がたくさんいたりする。

この勝間さんの本で強く叫ばれているのが「終身雇用制」について。これが働く人にリスクを取らさせない原因である。リスクをとらなければリターンは生まれない。リターンを生み続けなければ経済は成り立たないし、働く人にも恩恵が行くこともない。リスクを回避するという楽な生き方をすることで逆に大きなリスクを背負うことになる。また、終身雇用制による人材の流動性が損なわれると働く人の不均衡が生まれ、中高年の男性が働き過ぎになり、女性や若い世代に仕事が無いという状況を生んでしまう。

リスクについてはこのブログで他にもリスクに関する書籍を読んで紹介しているが、リスクとは予測できないものではない。リスクマネジメントとは予測できるリスクを管理することである。そして日々自分の周りを取り巻いているリスクを把握し、最小限の被害に抑えることである。リスクはゼロにはならないので、リスクといかに上手に付き合っていけるかが大事なのである。

また、なかなか面白いのが勝間さんの大胆な提案がやはり良いです。まず何度も出てきている終身雇用制の緩和。そして道州制の導入による東京集中型と地方統合による州の州権限強化によるより素早いマネジメントサイクルの構築。個人における源泉徴収・年末調整の見直しによる支払い税金の明確化など。今の高齢者によるシルバー資本主義な政治家や社長さんに勝間さんのような発言をすると真っ赤になって怒ってきそうだが(笑)、勝間さんの提案はとてもアグレッシブで刺激的だ。日本は改革・改革と叫んでいる割には出来ていない。それは勝間さんの言う「変えることへのリスクを取ってない(取れない)」からであろう。この本でも「お上に頼るな」と言っているところがあり、基本もうリスクを取るには歳を取り過ぎた・・・そして取らなくても生きていける人が仕切っている企業のトップ、政治のトップでは何も変えることはできない。そこに対して何か文句ばかり言っても仕方が無いことはそろそろ気づかなければならない。

「会社に人生を預けるな」は大きく見れば「国家に人生を預けるな」ということになる。今あることが当たり前だと思って思考停止で受け入れることは非常に危険なことである。将来の自分がどうなるのか?将来の今いる自分の会社・国がどうなるのか?という想像力を働かせることがリスク管理では必要になってくる。そう考えるとリスクを取ること、リスクを管理することに対してワクワクしてくる。自分の人生は自分でコントロールすること、そして自分でコントロールできることの幸せを感じることが出来れば、立派なリスクリテラシーを身につけたことになる。

会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)
会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く

【More:メモ書き】
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# by tacca884 | 2009-04-13 23:46 |
ケータイを通じて“暮らし”もデザイン――KDDIの新ブランド「iida」 [from ITMedia]
「iida」 [from au KDDI] ※注意!音でます

auから新ブランド「iida」が発表されました。これはau design projectを継承しつつ、携帯電話の選び方が「機能&スペック」から「デザイン&スタイル」に世の中としてシフトしてきている背景から立ち上げたブランドのようです。

今回発表されているのが「G9」「misora」「草間彌生が手がけるアートケータイ」。

G9」はソニーエリクソン製のステンレス素材のスライド式携帯電話。プロダクトデザイナーの岩崎一郎によるデザイン。以前にau design projectで「GRAPPA」というコンセプトモデルをデザインしたデザイナー。3インチディスプレイに、グローバルパスポート、カメラは少し少なめな319万画素。カラーは三色。シルバー、グリーン、ピンク。今回のコンセプトのようにスペック的には高い方ではないが、質感が良さそうで洗練されたデザイン。かなりいい感じです。個人的にはこれに機種変更したい。

misora」は京セラ製のNS01ベースのシンプルで無駄のない、使いやすさを追求した携帯電話。カラーはブラック、ピンク、ホワイト。丸みがあって触り心地が良さそう。特徴がなさそうなところが特徴といった感じ。携帯電話に変な色やデザインを求めないシンプルに持ちたい人には合いそうな携帯電話です。

草間彌生が手がけるアートケータイ」はぶっ飛んでます。「ドッツ・オブセッション、水玉で幸福いっぱい」は表面がデコボコで白地に赤の水玉。これを鏡の箱に入れて覗き込むと凄い世界は見られるというもの。「私の犬のリンリン」は犬のオブジェの背中部分に携帯電話が収まるようになっている。デザインも見事に水玉!「宇宙へ行くときのハンドバッグ」はハンドバック型の携帯電話。これも白と赤の水玉で鮮やかです。


今回の新ブランドで面白いのは周辺機器にもiidaのデザインのものがでること。ACアダプターもデザインされ、黒じゃないカラフルなものや、葉っぱの生えたデザインのものなども。携帯電話に繋げる小型のプロジェクタ「Mobile pico projector」も発表されてます。

いやはや、ちょっとauが巻き返しにかかっているという気持ちの伝わる面白い発表だったと思います。今後もこのiidaラインで素敵なデザインケータイが出てくるでしょう。以前のauにあったチャレンジ精神・独自性というのを是非取り戻していってほしいです。
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# by tacca884 | 2009-04-08 03:04 | ガジェット
「戦略的OS」の開発がことごとく失敗している点に関する一考察 [from Life is beautiful]

PhotoShareの中島さんの記事は非常に興味深い。

大きな開発プロジェクトには苦難が多いもの。その苦難の原因を設計者のスキルや工数、頭数の足りなさで補おうという単純な考えがプロジェクトに多くの人間を投入し、管理工数もまたアップする。そこに追いついてない無能なマネジメント陣がまた単純に人を投入するだけ。そして効果確認がしにくい思いつきの改善施策を数々用意し、それをまた設計の現場にやらせる。その結果報告・管理ももちろん末端の設計から回収する。その悪循環のため、ますます設計の効率・品質は悪くなっていく。(頭数を多くしているので平たくすると改善して見えるところがたちが悪い)

そして会社を背負うことになる大きな注目・期待を持つプロジェクトは当然利害関係者も多く、みんながみんな自分の言いたいことを言い出すことになる。そうなれば当初の洗練された考え抜かれた方向性や軸は見事に崩れ、結局いったい誰がほしがっていたんだろうか?とわからなくなるようなものへと変わっていく。市場に革新的なものを出したいはずなのに、既存の顧客をどうしても重要視する人もいる。言いたいことはわかるが、指し示す方向性を理解しているのだろうか。それがまた設計部門より営業や販売部門の強い会社だとたちが悪い。最近のイノベーションは開発や技術があり、それが「何が出来るか?」から「どうやって売るか?」が始まるというWHATの視点が多いと感じる。「何を売るか?」から始まって「どうやれば出来るか?」の多くのHOWを選ぶ形になれば、どうしても既存の安定したコモディティ化されたものを選ぶことになる。

ユーザニーズが多様化する中、何をほしがっているかを分析するのは非常に難しく、それの詰め合わせセットな製品では使いこなせないし、使いにくいものとなる。あえて機能を絞り込んだり、カスタマイズ容易に出来るようにしてユーザが製品で「何が出来るのか?」を簡単に探し出せる・作り出せるような仕組みや売り方というのが、営業や販売部門の役割になっていくべきと思う。

大きな開発プロジェクトで生まれたものは本来纏わないはずの大きな「相違」を、大きな金や力、宣伝で誤摩化しているにすぎない。会社内で注目されなくて細々とやっている開発には、よくわかってない人達の手垢から逃れ、ぶれない洗練された方向性や自由度が反映されてくる。ということはモノとしては機動力の高く動きやすい柔軟なものになり多様なユーザの隙間にうまく入り込む。そうすれば徐々に口コミやインターネットで良さが注目され、ある時点で一気にブレイクすることになる。

小さなプロジェクトによる動きやすい開発、強大な力に曲げられたりしない筋の通ったコンセプト、そしてインターネットという世界をつなぐもの。iPhone Appで成功したアプリも似たものがあるように思う。
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# by tacca884 | 2009-04-06 00:50 | お仕事